雑音万華鏡 -Noiz-

愛してやまない音楽たちにあふれんばかりの情を込めて

2014-10-31から1日間の記事一覧

Vol.35 夕立のりぼん / 伊東歌詞太郎 (2014)

唇と唇の距離はゼロになった。それはキスをしたと言うこと。途端に彼女が涙を流し始める。私はそれがまるで自然の行為であるかのようにその涙を舌で拭う。彼女は信じられない物を見たかのような目で私を見ると、後ずさりしはじめ、振り向きざまに雨の中を校…