傷口は未だふさがらず、あれから十年は経過したか。私は相変わらず地下鉄に揺られ、どんな表情を浮かべて良いかも分からずに、ただイヤホンから流れてくる音楽に傾聴する。ささくれだった私の心を砥石で研ぎ均すかのようにその音と叫びをいつまでも繰り出し…
これまで15年以上、ほとんど誰の目にも触れることなく音楽に関わるアーティクルを書き続けてきましたが、そのどれもが主題もなく(商業誌への寄稿は除く)、楽曲から受ける自分の妄想が主体であったり、レビューのようなものであったり、さらには単なる「今…
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