雪原を一本に渡る道を走る車。後部座席の小さな窓から見えるは切れそうに薄くなった月。どこか寝不足の頭を抱えながらぼんやりと、そして凝視するかのように見つめる月。どこまでも追いかける月。いや、月が動いているのか、自分は動いていないのか、わから…
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