宵待ち二人の行く先いずこ月の航路は櫂なき小舟流るるままに下る水面にはねる水なく通わす夜曲嗚呼、世は捨てきれず、赦され知らず繋ぐ小指の細き儚さ 重ねる逢瀬の果てすら知らず屋根無き舟は二人を晒す預けた身体のただ結ばるるまま小舟の底に身を隠せど細…
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